易筋行とは

 易筋行とは、少林寺拳法を修練するための行の一つです。易筋行は、突いたり蹴ったりする「剛法」と抜いたり投げたり固めたりする「柔法」、修練でずれた骨を整えたり筋肉を和らげたりする「整法」の三つがあります。

 少林寺拳法は護身術の一つであるため自分から攻撃する事はありません。しかしながら修練の中では相手が攻撃をしないと練習にならないため攻撃の練習も合わせて実施します。攻撃をするにしても受けるにしても相手の事を憎しみあったりする事はなく、相手の気持ちを考えて双方の技術を向上させる事を考え修練を積み重ねています。